パーマリンクに日付を入れるべきか。入れてしまった場合の対処

パーマリンクに色々種類あるが、どれがよいのか

調べてみるとパーマリンクには日付を含めなくても良さそう。ただすでに入れてしまった。どうしたらよいだろう。

パーマリンクって重要な割に最初にあまりちゃんと設定できていません。

パーマリンクは Simple is best
.htaccessを駆使しよう
SEO的にどうか
終わりに

パーマリンクは Simple is best

以下の画像のとおり、今は「投稿名」にしています。

理由として以下があります。

URLが短い
記事の内容を表せる
カテゴリ変更しても影響がない

サイトを作ったときは、深く考えず日付も入れていました。投稿名さえ入っていればと考えるだけで、何も考慮していませんでした。

ただ、本当に適切なものは何か考えると、やはり要らないのではと思ってきました。

SEOに詳しい方に相談したとき、日付は記事内に書かれてるし、そこまで見る人はいないと助言頂き、確かにそうだなと自分でも感じ、変更することにしました。

URLは短いほうがTwitterに短縮せず貼りやすいですし、何よりシンプルですからね。

ということで、「日付と投稿名」から「投稿名」に変更しました。これで新しく書く記事はよいですが、古い記事のURLがすべて変わってしまいます。

せっかく検索エンジンに認識してもらったURLがゼロになってしまうのは避けたかったので、以下に書いた方法で対応しました。

.htaccessを駆使しよう

ということで、「日付を含んだURL」から「日付を含まないURL」にする必要があります。

方法はいくつかあるのですが、.htacessを使う方法を選びました。理由は以下です。

サーバをいじらず、ファイルを編集するだけなので簡単
仕組みがシンプル

具体的にどうやったかというと、僕の場合はXSERVERなので、

XSERVERの管理画面にログイン
操作メニュー -> サーバ管理
.htaccess編集 -> ドメイン選択
.htaccess編集

でいけます。

すでにこんな感じの記載があると思います。

# BEGIN WordPress
# `BEGIN WordPress` から `END WordPress` までのディレクティブ (行) は
# 動的に生成され、WordPress フィルターによってのみ修正が可能です。
# これらのマーカー間にあるディレクティブへのいかなる変更も上書きされてしまいます。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>

# END WordPress
SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_NoCacheMode=off
SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_StaticMode

これらの上に以下のように書きました。

# Redirect
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteBase /
RewriteRule ^2020/01/13/encounter-with-music/$ https://lipablog.com/encounter-with-music/ [L,R=301] 
RewriteRule ^2020/01/14/bought-new-piano-hp704/$ https://lipablog.com/bought-new-piano-hp704/ [L,R=301]
</IfModule>

書き方ですが、まず以下が大枠として必要になります。

# Redirect
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteBase /

</IfModule>

そして、「RewriteBase /」の下にリダイレクトしたいURLの数だけ記載します。フォーマットは以下です。

RewriteRule ^元のパス$ 移行先URL [L,R=301]

元のパスはhttps://ドメインといった頭の部分が必要ありません。あとはそういうものだと理解してください。

以下の注意点を守って下さい。

必ずバックアップは取りましょう
# BEGIN WordPressより前に書きましょう
スラッシュあるかないかで変わるため、上記サンプルのスラッシュと同じように末尾のスラッシュを意識して下さい

一括で自動でやる方法も考えましたが、プラグインを入れたり、何かを駆使するのを避けたく、このようになりました。

数十行書くだけですからね。

SEO的にどうか

僕の場合はほとんど検索結果にでるほどのドメインではなかったので、勢いでやってしまいました。

基本的には1URLに1コンテンツがSEOの考えです。なので、301リダイレクトさせつつ、同じコンテンツであれば復活するものだと個人的には考えています。

Rank Trackerで見る限り、ここ最近まで日付を含むURLと含まないURLがちょくちょく入れ替わっていました。3月中旬にやったので、1ヶ月程度は浸透まで時間がかかると見ています。

昔Hatenaブログで書いていた記事を独自ドメインに変えたところ、一気にドメインパワーがなくなりました。そのときの反省としては以下です。

リダイレクトのケアをする
必ず検索結果に影響を与えるが、諦めずに更新する

今回はリダイレクトでありドメイン変更ではないですが、URLの変更という意味では同じと考えました。

1は当然今回の.htaccessでできていますが、2を非常に意識しました。ランキングが下がろうが気にせず更新するを心がけました。

終わりに

無事リダイレクトの処理が終わりました。長い目で見て良いと判断したので、1年後やってよかったと思えるような対策になっていればと思います。

重要なのは必ずSEO的には影響があります。なので、不安になるならやらない、もしくは覚悟を持ってやるということだと思います。

書き続ければ必ず報われると思いますので、お互い頑張っていきましょう。