脳科学の記事好きなのですが、最近見た記事のなかでピアノ練習に役に立つ、面白い記事があったので紹介します。
“「10秒の休憩」が学習効率を激しく上げる?”という見出しで書かれていますが、10秒休むと脳波の動きがよくなること。
実験内容はこちら。
これは27人の男女を対象にした実験で、全員に「いつもと違ったタイピングをしてくださいねー」と頼んだらしい。その際に、
今週半ばの小ネタ:最強の勉強法とは?、10秒の休憩でスキルが身に付く、カフェインと問題解決力
・タスクを練習する
・10秒の休憩をはさむ
っていう一定のルーチンを35回ほど繰り返してもらいつつ、作業中の脳波を計測したんだそうな。
そして、結果が以下です。タイピングしているときよりも、休んでいるときに脳波は変化するんですね。なので、ピアノで弾けない箇所があるからといって、何度もチャレンジするより10秒休んだほうがよいのではという仮説になります。
すると、ここでちょっと興味深い変化が確認されまして、
今週半ばの小ネタ:最強の勉強法とは?、10秒の休憩でスキルが身に付く、カフェインと問題解決力
・被験者の脳波がタイピング中よりも休憩中に大きく変化していた!
・休憩中の脳波は、記憶がされている時に特有の脳波だった!
・どうもタイピングスキルの向上は休憩中に起きてるっぽい!
みたいな結果が出たんですよ。なんでも10秒の休憩中には脳の右半球あたりにベータ波が発生しまして、これがタイピングスキルの向上に役立ってる可能性が高いみたい。
日本人の根性だと、とりあえず頑張るみたいな人も多い気がするので、積極的に休みを入れるということをやってみてもよいのではないでしょうか。
ということで、僕も10秒休み入れながら、引き続き練習頑張ってみたいと思います。
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