今までオフラインでレッスン講師していたけど、コロナの影響で仕事が止まってしまった
オンラインでできるならやってみたけど、何からやったらよいか分からない
コロナの影響でオフラインのレッスンが開催できず、収入に影響が出ているかたも多いかと思います。
オンラインの場合パソコンやネットの知識が必要なため、簡単にまとめてみました。以下をまず意識して下さい。
機材のマイクの品質
まずマイクの品質です。
機材はスマホやPCだと思いますが、そのなかに入っているマイクによって、よく聞こえるかは変わります。
そのため「できる限り新しい端末」「できる限り高スペック」を意識して下さい。マイクの型番を調べるのは難しいため、単純に「年代が新しいか」で比較してみるとよいかと思います。
基本的にはPCのほうがスペック高いですが、購入時期が古い場合はスペックが良くない場合もあります。その場合は最新のスマホのほうがよいかもしれません。
同じ年代であればPCを選ぶといった程度の基準で十分でしょう。
回線の品質
オンラインレッスンをする場合、講師・生徒ともに自宅で行うことが多いかと思います。自宅にはネット回線が引かれていると思いますが、契約プランによって配信のスピードが異なります。
以下にアクセスし、スピードを調べて下さい。
最低でも5〜10Mbpsは欲しいです。
速度はいくつかの要因で決まります。
- 電話回線などから引いたネット回線か、ポケットWiFiか
- 一軒家か集合住宅か
- 朝か夜か
電話回線などから引いたネット回線か、ポケットWiFiか
ADSLや光回線といったネット回線か、ポケットWiFiかでスピードも変わります。基本的にはネット回線のほうが早いです。
ポケットWiFiは持ち運びできるので、どこでも使えるというメリットはありますが、自宅でレッスンする場合にはあまり向いていないでしょう。
どちらのタイプかまず把握しましょう。
一軒家か集合住宅か
集合住宅の場合1つの回線を共有していることが多いです。そのため、マンションの他の住民が同時間帯に大量にダウンロードしていると、混雑し、スピードが低下します。
もちろん一軒家の回線もある程度影響受けることはあると思いますが、集合住宅に比べればマシでしょう。
朝か夜か
基本的に夜のほうがみなネットを使うのでスピードが低下します。
なのでネット回線を用いた一軒家で朝または昼というのが、一番スピードが出ます。すべてを満たすのは難しいですが、時間帯を変えるのは簡単にできるでしょう。
できるところからやってみることをオススメします。
配信量を減らす
上述したとおり、回線によってはスピードが出ません。その場合に朝や昼に行うというのもよいですが、配信量を減らすというテクニックもあります。
具体的には、音声だけの配信にして、映像は切りましょう。顔や表情、指使いなどが見えないので最終手段だとは思いますが、映像を切ることで、やりとりする量を減らすことができます。
そのため、オンラインでのレッスン中に音声がプツプツ切れるなど、問題が出たタイミングでこのアプローチを取ってみるのはよいかと思います。
利用するソフト
ここまで書いた項目ほど配信クオリティには影響しません。オンラインレッスンでもよく使われているSkypeでよいと思います。Zoomも最近流行っているので試してみるのはよいかもしれません。
以下のサイトで調べると、アカウントを交換せずURLのシェアだけで会話できるのはzoomのメリットでしょう。ただし転送量が相当押さえられているので、会話であれば大丈夫でしょうが、音楽のレッスンとなると、音質への影響が懸念されます。
逆に言えば、配信量を減らすためにzoomを用いるのはよいかもしれませんね。
助成金を活用
基本的には上記に書いたことをまず意識し実践することが低コストでよいと思います。
ここまでやった上でそれでもクオリティを保てない場合は、国がテレワークのための助成金を出しています。
時間外労働等改善助成金(テレワークコース、職場意識改善コース)の特例について)と呼ばれるものです。
- テレワーク用通信機器の導入・運用のために
- 1/2が補助され
- 1企業当たりの上限額が100万円
というものになります。
雇用している講師の方が少なければPC支給、講師の方が多ければマイクを支給というのもよいかと思います。
講師の方に業務用のマイクやPCを支給するということもご検討頂くのがよいかと思います。
終わりに
外にあまり出られないこともあり、ストレス溜まっている方も多いでしょう。こういうときこそ音楽を楽しみ、素敵な時間を過ごすことが大切だと痛感します。
これを機にオンラインでのレッスンの可能性が開拓できるチャンス!と考え、是非有意義な時間にして頂けたら嬉しいです。
技術面で不安な方はTwitterでDMして頂ければ、できる範囲で回答します。是非みなで乗り越えていきましょう!
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