ピアノ習い始めたけど、なかなか右手と左手のタイミングが難しい
せっかくだから少し難し目の曲にチャレンジしているけど、うまく弾けない
そんな方に向けて書いてみます。
書き込みには色々ある
以下の画像を見て下さい。
これは逢いたくていまの楽譜の一部ですが、以下のような書き込みが入っているのが分かると思います。
- 右手と左手を繋ぐ縦線
- 一番外部に書かれた1,2,3,4という数字やトというカタカナ
- 左手のすぐ下に書かれた1,3,4,5という数字
自分がうまく弾けなさそうだなと感じるものほど、是非書き込みを入れましょう。詳しく説明します。
①右手と左手を繋ぐ縦線
これはどのタイミングで右手と左手が揃うかを示します。
特にシンコペーションや16付音符と一緒になる場合、タイミングを意識しないと簡単にずれてしまいます。
こういうものを明確にしないと、やはり甘くなってしまうんですよね。なので強制的に脳に意識させる感じです。
まず右手と左手のリズムがずれないよう線を弾きましょう。
②一番外部に書かれた1,2,3,4という数字やトというカタカナ
これは全体のリズムを表します。四拍子なので大枠を捉えます。そして、裏拍も意識するため、「1 -> ト -> 2 -> ト」のように書くようにします。
①と②を意識することで、リズムを捉えられるようにするとよいでしょう。
③左手のすぐ下に書かれた1,3,4,5という数字
これは指番号です。自分にとって弾きやすい番号を書いておくことで、スムーズに弾けることを意識できるようになります。
全部を書く必要はありませんが、滑らかに弾きたいけど詰まりそうな箇所には書いておくとよいですね。以下にも書きましたが、初心者ほど指使いは意識したほうがよいです。
終わりに
ピアノ初めて1年以上自分で書き込みというのはほとんどしていませんでした。
レッスンで先生が書くことはあっても、あえて自分でやるというのはそこまで発想がありませんでした。
ただ今になって思うと初心者ほど書いたほうがよいと思っています。
憧れの曲というのは大抵難しく、脳も指も追いつかないものが多いでしょう。
そのときに脳が認識できる目印のようなものを明確に作ることで、脳が覚えやすくなります。
それがないと、本当に根性論で雰囲気で頑張ってしまうことになります。
それを乗り越えられればよいのですが、なかなかしんどいと思いますので、是非トライして頂ければよいのではないかと思います。
コロナの影響でオンライン流行っていますが、オンラインでも学べるレッスンというのは色々とありますので、一人で苦労されている方は是非検討してみて下さい。
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